アジアンスポーツ

ボーダレス・スポーツ・プロジェクトではアジア各国のスポーツを通して「国際交流」をしていきます。

 ●アジアのスポーツ紹介



アジアのスポーツ紹介

●ベトナム
 ●インドネシア

 ●ベトナムフェス in KAWASAKI



 ベトナムのスポーツ

ダーカウ
ダーカウの歴史は、紀元前5世紀頃から楽しまれていた伝統的なものです。
ダーカウとはベトナム語の呼び名で、シャトルコック(shuttlecock)と呼ばれています。
わかりやすく言うと、足で行うバドミントンです。
11.88m×6.10mのコートにネットを挟んで行いプレイヤーの人数は、シングルス、ダブルス、トリプルの三種類。
3セットマッチで、2セット先取の勝利。
1セット21点先取でデュースは25点まで(3セット目は15点先取でデュースは17点まで。)
シングルスの場合、2回以内で相手に返さなくてはならない。ダブルス、トリプルの場合は、4回以内。
そのうち1人が触れるのは2回以内。
ベトナムの公園などで行われているポピュラーなスポーツです。

ボビナム
ボビナムとはベトナムで生まれ 世界60カ国に広がる総合武術です。
創始者グェン・ロックにより1938年に設立。
その目的は、フランスやアメリカなど諸外国に抑圧され続けた長い歴史の中で、
ベトナム民族を 「武術によって心身ともに励まし鍛える」ことでした。
その歴史は同時に西洋と東洋が混合された 独自のスタンスを生み、
東洋の中国拳法、古武術などと 西洋のレスリング、キックボクシングなどが
ベトナム人によって研究、分析され 練り上げられた、個性的かつ合理的な技術形態が形成されています。
ボビナムの技術はドン(突き)、ダッ(蹴り)、チェム(手刀)などの当て身から、
投げ、関節技、さらには受け身の技術と多種多様です。
試合形式も、複雑で美しい型、武器を操る型、複数の選手による演武などで完成度、芸術点を競うものや、
グローブと防具をつけたポイント制打撃戦などバリエーションが豊かです。
それぞれのプレイヤーにあったものが選べ、総合武術と呼ぶにふさわしい幅広い要素を持っています。

 

 インドネシアのスポーツ

エグラン
エグランは竹馬を使った伝統的なインドネシアのスポーツです。
元々は洪水の際に水溜まりから逃れるための道具でしたが、
子供たちが遊び始め、スポーツと変化してジャカルタの人々の人気スポーツになりました。
インドネシア独立記念日のイベントでレースが行われるなどにも開催されているようです。

ゴバク・ソドル
3~5人でチームになり2チーム対抗で行う陣取りゲームのようなスポーツ。
敵チームで自陣のラインを超えて攻めてくるプレイヤーを防御するゲーム。

バキアク
日本でいう「ムカデ競争」のようなスポーツ。
バキアクと呼ばれる足をのせる板に最小3人のチームで足並みをそろえて早く走るスポーツ
バキアクは木製の板でつくられサンダルの様に足をつっかけるゴム帯やタイヤなどが付けられています。

バラプ・カルン
体半分位入る大きな袋に下半身を入れ、袋ごと跳ねながら順位を競うスポーツ。
独立記念日のイベントにも採用されているポピュラーな競技。
現在でも学校によっては授業などにも取り入れているそうです。